Weather Learning Diary

日常的な気象予測や天気図理解ができるようになりたい気象勉強中の社会人ブログ

気象予報士登録

 

先日,気象予報士登録申請書を気象庁長官に提出し,無事に手続きを完了しました。これで「気象予報士」と胸を張って名乗れるようになります。

 

 

気象予報士の登録申請

気象予報士試験に合格しても,自動的に気象予報士になれるわけではないことは,一般知識の気象法規で勉強しています。

気象予報士となる資格)
第二十四条の四 試験に合格した者は、気象予報士となる資格を有する。
第二十四条の二十 気象予報士となる資格を有する者が気象予報士となるには、気象庁長官の登録を受けなければならない。
 
(登録の申請)
第二十四条の二十二 第二十四条の二十の登録を受けようとする者は、登録申請書を気象庁長官に提出しなければならない。
 前項の登録申請書には、気象予報士となる資格を有することを証する書類を添付しなければならない。

気象予報士になるためには,登録申請書を気象庁長官に提出して,登録を受ける必要があるのです。しかしながら,その期限は定められておらず,試験合格後すぐに申請される方もいれば,合格後も必要になってからでないと申請されない方も少なからずいるらしく,人によってさまざまなようです。

私も当初は,年内のどこかでやればいいかぐらいに思っていたのですが,日々に忙殺されて登録がどんどん後回しになる怖さ(喫緊で資格を必要としていないので,いつまででも伸ばせる),資格として有していることに越したことはないという思い(気象予報士資格を有して損する点が見当たらない),そのうち万が一にも気象業務法などが改定されて何もしてないうちに登録できなくなるかもしれないという杞憂(妄想)などが頭に浮かんで,早いうちに気象予報士登録申請をしておこうという風に気が変わりました

 

戸惑った登録手順

気象予報士の登録申請には,「オンライン申請」と「書面による申請」の2つがあるのですが,今回私はオンラインでの申請を選択しました。ラクそうだから。

しかし,e-Gov(イーガブ)という行政運営のアプリを自宅PCにインストールして使用することになるのですが(2.アプリのインストール | e-Gov電子申請),これがなかなか使いづらい。

氏名,住所,合格証明書番号といった必要事項を記入したは良いものの,最後に内容確認のボタンを押すと,「証明書がありません」と表示されて,そこで数十分ほど膠着状態になりました。証明書って何の証明書?ネットとかを見ていても,多くの方はここで脱落して書面での申請に切り替えるようです。

結局は,カードリーダー(過去に個人的に購入したものが自宅にあった)にマイナンバーカードを差し込みながら入力すると,うまく進むことが分かり,マイナンバー設定時の英数字パスワード(署名用電子証明書のPINコード)を入力することで解決。自動的に電子証明書(確実に本人であることを電子的に証明するもの)が認識され,無事申請できました。手数料振込も,インターネットバンク経由でe-Gov上で済ませます。

ちなみに,オンライン申請だと手数料が2900円で済みますが,書面申請だと3600円取られるので,e-Govの使いづらさに目をつむることさえできれば,デスク上で完結しますし700円分のお金が浮くのでオンライン申請もまぁアリかとは思います。躓きさえしなければ30分~1時間もあれば申請できるはずです。

ただし,合格証明書のコピー身分証のコピーの添付が必要なので,スキャナーがなければいけない点や,Authenticatorなどの認証システムをスマホに入れないといけない点(私は普段使わないGoogleのものを用いたが使い方にやや戸惑った),手数料振込のためのネットバンクの口座カードリーダー(2025年4月現在iPhoneからではできないようだ,Androidは可能らしい)やマイナンバーおよびそのパスワードも必要になるので,身近に機器がないとか,最近のテクノロジーにはついていけないとか,逆に面倒くさいとかいう方は,書面で申請した方が余計なストレスは少なく済むと思います。

 

オンライン登録についての具体的な操作については,以下のサイトに詳しく書かれておりますので,分からない点が出てきたら参考になると思います。

 

それにしても,国がオンライン化を積極的に推し進めているのであれば,このe-Govというアプリケーションは,利用者目線での使いやすさについてもう少し本気で考えた方がいいと思います。たしかに手数料はやや安いものの,審査が特別に早くなるわけでもなく,操作性も良いとは言えず,これではいつまで経ってもオンライン申請は普及しないかと(公表はされていませんが,ネットを見ていてもオンライン申請の割合は低いと思われます。おそらくせいぜい2割程度じゃないかと)。

とはいえ,使う人がいなければ改善も進まないでしょうから,私たちが積極的にチャレンジする姿勢も必要かもしれませんね。今後試験に合格された方で,急ぎでなく,必要な機器も揃っているという方は,ぜひオンライン申請にトライしてみてください。特に,引っ越しが多い方や,近い将来苗字が変わる予定がある方は,今後のためにオンライン申請を一度経験しておくのも良いかと思います。そして,多くの人が書類で申請する中,自分だけオンラインで申請したということで,ちょっとした話のネタになるかもしれませんよ。知らんけど。

 

額縁の購入

登録手続きが完了すると,気象庁から気象予報士登録通知書が届くようなので,額縁だけ事前に購入しておきました。合格者の皆さんはだいたい額縁に入れて飾っているようです。

だいたい1000円から3000円程度が相場のようですが,せっかくの証書であるので,あまり安物の額縁に飾るのもどうかと思って,3000円程度のものを選びました。

「尺七大(約310mm×約220mm)」じゃないと通知書が入らないということなので,額縁の大きさには注意が必要です。

とりあえず,これで準備は万端のはず。あとは気象予報士に登録されるのを待つのみです。

 

気象予報士

通常は申請をしてから,だいたい2週間くらいで登録が完了するようです(3週間待っても何も通知がこない場合は問い合わせしてください,とのこと)。

私は4月も半ばになってオンライン申請を行いました。このタイミングは試験に合格した方たちの中では遅い方なんでしょうかね。真ん中くらい?

 

e-Gov上では審査の段階(到達・審査開始・審査終了・手続終了の4段階)が表示され,徐々に気象予報士に近づいているんだなと実感することができるので,その点は書面申請とは異なる点かもしれません。

 

e-Govで申請した日から2週間と少し経って,気象庁から気象予報士登録通知書が届きました。通知書は茶封筒に入って一般郵便としてポスト投函されていました。簡易書留か何かで丁寧な扱いを受けて届くもんだと思ってましたが,意外とあっさりしたものなんですね。

一方でこのとき,e-Govの画面は「審査開始」の状態のままだったので,「審査終了」してから通知書が届くわけでもなさそうです。

 

封筒には通知書(型崩れしないように厚紙も同封されている)のほかに,登録手続き完了の小冊子が入っていました。住所を変更したら速やかに届出することや,登録抹消の届出について記載されています。

 

何かの拍子で汚れてしまうリスクを可能な限り回避するために,通知書はすぐに額縁に格納します。ネットの情報通り,尺七大の額縁にピタリと収まりました。

この登録通知書は再発行されないため,通知書を紛失したら二度と入手することができません。保管といった意味でも,他書類と一緒にクリアファイルに格納するよりかは,額縁に入れて部屋に飾っておく方が確かに良いのかもしれませんね。

 

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というわけで,このたび正式に気象予報士となりました。

昨今の気候変動に伴って,気象災害が頻発することが予想される中,気象を予測できるというスキルを有していることは大きなメリットになるものだと信じています。

そしてこの資格は生涯有効であるというのですから,気象について一定の知識と技術を有した者という一つの証明を与えられた中で,生涯にわたって天気を楽しめるということは,私自身の人生を豊かにしてくれるものにもなり得るでしょう。

 

試験合格後は机に向かって勉強することがほとんどなくなりましたが,勘を鈍らせないように日々少しだけでも気象について勉強するよう心がけていきたいとは思っています。

 

参考図書・参考URL

以下のWebサイトを参考にさせていただきました。