日本列島に非常に歩みの遅い迷走台風が上陸し,九州地方をはじめ多くの地域で大きな被害を出していますね。
2024年8月31日21時現在は,紀伊半島の南の海上に台風中心が位置しており,今後北の方へと進んで東海地方・近畿地方を通って日本海へと抜けていく予想ですが,これまで予報を裏切り続けてきた台風なだけに,今後の進路がどうなるのかははっきりとしないというのが正直なところでしょう。
この8月も猛烈な暑さが続き,体感では,「史上最も暑い夏」と言われた2023年を超える暑さだったように思います。
そんな中,先日,第62回気象予報士試験を受けてきました。1年ぶり2回目の受験でした。
怖いから自己採点はしないようにしてるんですが,手ごたえはすべての科目でビミョーですね。
一般知識は,点を確保しなければいけない気象法規で2問が怪しい(2択で迷った)のと,ほかに2~3問ほど自信がない問題がありました。
専門知識についても,一般知識よりはまだ出来たように思ったものの,試験が終わってもグッとくる手ごたえはなかったです。読み間違えや勘違いなどもいくつかやらかしていてもおかしくはないです。
気象予報士試験は重箱の隅をつつくような問題も多い印象も受けるので,解き終わっても出来ているのか出来ていないのか今一つ分からないのです。
実技試験は分量がやはり多かったですね。とりあえず実技1も実技2も時間ギリギリで最後まで完走したものの,なかなか厳しい結果かと。
とりあえず目先の問題を解くだけでいっぱいいっぱいで,全体の状況を把握できるほどの視点をもつことができませんでした。
試験が終わっても,結局どういった状況が問われている試験だったのかが頭の中で咀嚼できなかったので,これは経験不足と勉強不足と言わざるを得ません。
天気図から大きな気象の状況を判断し,75分という短時間で大量の作業をこなすには,いろんなパターンの過去問に当たって経験を積む必要がありそうです。
自分なりのルーティーンを決めておくのも必要だと感じました。問題用紙をビリビリ切り取るのか,クリップなどを使うのか,色鉛筆を使うのか,などなど。
私は何も用意していないのですが,そちらの方が時間的なロスが少ないのではないかという私なりの判断です。
結果はどうあれ,社会人も長くなると試験を受けるということがないので,久しぶりに試験会場に行くと日常では感じられない刺激が得られるのは楽しいですね。
8月も本日で終わりです。明日から9月。ちょうど学校も始まる時期ですね。
試験後のこの1週間は何の勉強もせずにゆっくり過ごしていました。
今はまだ気象の勉強を再開する気にはならないので,すこしばかり休暇をとったあと,少しずつ日々の気象を眺めていきたいと思っています。