Weather Learning Diary

日常的な気象予測や天気図理解ができるようになりたい気象勉強初心者のブログ

気象予報士試験受験報告

 

受験報告

先ほど,人生初めての気象予報士試験(第60回)の受験が終了しました。疲れました。

 

さっそく今回受験した感触ですが

  難しかった

です。

 

とくに1時限目の一般知識の問題はあまり手ごたえがありません。ここ一か月くらいで付け焼刃で勉強した専門知識の方が手ごたえを感じたほどですw。

 

***

朝7時起床(-160分)。

特に緊張感もなく前日はぐっすり眠れてとくに体調に問題なし。

朝食を食べて朝8時過ぎに家を発つ(-100分)。

 

9時頃に試験会場到着(-40分)。

「こんなに早く着いたらまだほとんど人はいないだろうな」と思ったのも束の間,試験会場はすでに6~7割程度の人で埋まっている。みんな早いんだね。

 

私が想像していたよりもはるかに受験者数が多く,試験会場も複数の部屋に分かれていて「こんなに受験者いるの??」ってのが最初の印象。

試験会場に到着して本を眺めるも何も頭に入ってこない。あきらめて会場を見回す。

 

見た感じ20代くらいの受験者が最も多い印象。50歳くらい以上の方も3割程度を占めている感じか。

結局何も勉強できずに試験官が数人程度ゾロゾロと部屋に入ってくる(-20分)。

 

解答用紙と問題用紙が配布。受験番号と氏名記入。

そして9時40分に試験開始(0分)。

 

1時限目は一般知識(試験時間60分)

あれ,なんか難しいぞ。10年ぶりくらいのペーパーテストで緊張しているのか何なのか頭があまり働かない。それに個人的に理解度が少ない分野を突かれた感じで,自分の勉強不足を痛感。気象の本質的な点を問う問題が多かった印象ですが,私はその点をおざなりにして「なんちゃって理解」で進めたのが良くなかったようです。

今一つ手ごたえをつかめないまま試験終了。

前回59回気象予報士試験の過去問を数日前に解いて,結構難しいなと感じていて,今回もそんな感じ。だいぶ怪しい。。

 

そこから30分の休憩をはさんで2科目目に。

2時限目,専門知識(試験時間60分)

1か月ちょっと前から,数値予報や気象災害,短期・長期予報などに手を付けて,とりあえず付け焼刃で頭に入れた状態での不安たっぷりの状態で臨む。

手ごたえがあったとまでは言い切れないものの,一般知識に比べるとまだマシだった。

 

試験終了すると昼休み。

2~3割の人はここで帰る。おそらく私と同じで実技試験を捨てた者ではなかろうか。私も今回実技はノー勉なのでここで帰るのもアリなのだが,せっかく高い受験料を出したワケだし(壱萬壱千四百円也),問題用紙だけでも持って帰ることができるので勉強に役立てる資料が入手できるのと雰囲気を味わえるということでとりあえず受験。受かる見込みなんてアリマセン。

 

3限目,実技1(試験時間75分)

実技は1と2で分かれているらしい。何が違うのかはよく分かりません。

試験開始と同時にキリトリ線でビリビリ破る音が鳴り響く。2~3分くらいやり止まない。噂には聞いたことがあったが,これが例の・・と思いながら,私は切り取ることなく試験を続ける(がビリビリ音が気になって試験に集中できない)。

問題を読み進めても概ね理解できない。記述問題の書き方もいまいちピンとこない。天気図から読み取れる事実だけを書けば良いのか,考察を踏まえて私はこう考えました,ってことをアピールすれば良いのか。

 

とりあえずどこに着目して天気を理解すればよいのかいまいちわからないまま,適当に解答用紙を埋める。回収されるとき白紙だと恥ずかしいから,1枚目だけはとりあえず全部埋める(←見栄)。

時間足りないまま試験終了。テキトーに解答してるのに時間足りないって意味わかんないよなって思って一人苦笑する。

でも,テキトーって言っても分からないなりに考えて書いていることだけは弁解しておきます。そういえば半透明のシートが挟まっていたけど,結局使わなかった。

 

4時限目,実技2(試験時間75分)

同じくビリビリが響き渡る。

内容的にも台風とか実技1よりも手がつけやすかった印象。まぁ結果はお察しなんですけどね。これも時間が足りない。

実技試験は概ね時間足りない感じ。何に着目してそれをどう理解するのかを瞬時に判断しなければいけない理解力・判断力が問われている試験なのかな?

 

16時10分,試験終了。

試験会場の外では解答速報が配られていたが,見たくもないので足早に駅に向かった。

***

 

個人的には一般知識が手ごたえがなかったのが一番悔しいところです。自己採点はしないでおきます,怖いから。

 

 

さて,今回の受験の収穫としては,私の現在地が俯瞰できた点でしょうか。

実技試験はおそらく経験・慣れ・時間との勝負になってくるのでしょうが,ある程度ツボを押さえることができたら視野がだいぶ広がりそうだなというのは感じました。

一般・専門については気象の本質的な理解がまだ足りてなかったなぁというのが正直なところです。今回あまり手ごたえがなかったことで俄然勉強にやる気になったのも大きな収穫ですね。次回こそはという感じです。

 

気象を勉強して8か月程度経ちました。これまで土日のどちらかに集中して勉強をすることが多く,平日も仕事のためにあまり勉強もできず,結局尻に火がついたのはここ1か月くらいだったので,もう少しコツコツと勉強しなければいけないなと,今回の受験を通して思いました。

 

ということで,これからは平日でも1日1時間程度は時間を見つけて,実際の天気図とかを日々眺めることを日課と設定しておきます。

 

今日から,いえ明日からまた勉強を再開し,ブログもたまに更新しながら気象の理解を進めていきたいと思っています。

 

あ,そうそう。今日の試験の終わりに虹が出ていました。

「気象の世界にようこそ」って言っているんでしょうか。そういえば虹の問題は出なかったな。。(虹についてはそこそこ勉強したから自信があった笑)