10月11日に,第62回気象予報士試験の結果が発表されました。
今回は2度目の受験となりましたが,あまり手ごたえ的なものがなかったことは以前に記事にしています。自己採点もせずにこの一ヶ月は気象の勉強から離れてゆっくり過ごしておりました。
今回の一般知識・専門知識はいずれも合格点が10点となっており,ボーダーが少し低くなったようです。難しかったんですかね。
で,会社帰りに郵便ポストを見てみると,気象業務センターから合否通知のハガキが入っていました。
開いてみると次のようにありました。
うーん,一般知識が思っていた以上に点数が取れていなくて少しがっかりです。専門知識は一般知識よりもまだ手ごたえは感じたので,何とか拾ってもらえた感じでしょうか。
自己採点した結果,一般知識は9点,専門知識は11~12点(うち1問は2択まで絞ったことは問題冊子に書いてましたが,迷った結果どちらを選んだか覚えていない)となりました。
具体的には下のような結果です(各15問のうち,〇が正解した問題,✕が不正解,?はどれを選択したかはっきり覚えていない)。
一般知識:〇✕〇〇〇〇〇✕✕✕✕✕〇〇〇
専門知識:〇〇✕〇〇〇〇✕〇〇?〇〇✕〇
一般知識は水平スケールを問われた問8(b), 問9(a) のどちらも間違えていました(๑´ڡ`๑)テヘペロ。問11(c)は個人的には細かいとこついてきたな問題。「対流圏」ではなく「成層圏」が正解とはちょっと意地悪すぎやしないか。何の違和感も感じず速攻正しいと判断したわ。気象法規も問12を落としてましたね。問12(d)は一周回って引っ掛け問題かと邪推しましたが,シンプルに私の思い過ごしでした。問3は良問。
専門知識は問3(d)の問は重箱の隅をつつき過ぎではないだろうか。こんなの覚えた記憶ないよ。問14の気象防災情報については全然覚えてなかったので(覚えようともしていない←オイ)勘で書きましたが当然間違っていました。
学科試験でつまづいているので実技試験は採点されませんが,先日1ヶ月半ぶりに実技試験を解き直してみました。気象業務センターからの回答と照らし合わせてみると,記述に関しては怪しい点が多々あるものの,考え方自体は大きく外してはいないと思って少し安心したのでした(温暖型閉塞前線と寒冷型閉塞前線についての前線解析の問題はちゃんと理解できていなかったので,このやり直しの機会で非常に勉強になりました)。
ただ,試験当日はどうしても緊張して焦ってしまって,時間を気にするあまり問題文を読み飛ばしたりもしたので,試験会場でいかに平常心で試験に臨むかは私にとって重要なポイントです。でも平常心で試験に臨むのはなかなか難しいんですよね。
ということで今回の結果は中途半端で,喜び半分,ガッカリ半分といったところですが,とりあえず次回の1月の試験だけは受験しようかと思います。正直,学科試験であんまりつまづいていたくはないのです(かと言ってあんまり勉強に時間もかけたくない)。
追伸。
肉眼で見えるという彗星(紫金山・アトラス彗星)が話題になっていましたので,カメラを向けてみました。
雲が出てきてキレイには撮影できませんでしたが,彗星の核とそこから伸びるわずかな尾を確認できました(10月14日撮影)。
少なくとも雲が出てきたこの日の空では,肉眼で彗星を見つけるのはとても難しい明るさでした。カメラの露出を上げてようやく確認できるといった感じです。
あと何日かは夕方の西空にいるようなので(ただしどんどん暗くなってゆく),チャンスがあればもう一度撮影にトライしたいと思います。