Weather Learning Diary

日常的な気象予測や天気図理解ができるようになりたい気象勉強初心者のブログ

【気象学勉強】一般知識:チェックリスト①

 

 

一般知識についてはある程度網羅的に勉強を進めてきて,ようやく終えることができました。

ここからは私自身の理解度をチェックするための確認事項について記載しておきます。自分なりに分かりやすく説明ができなかったら理解したとは言い難いので,その点は弱点として復習です。

私の備忘録ですので,問題の出し方も抽象的ですが,必要であればご参考にしてください。特に回答などは準備していないので,その点ご承知おきください。

 

大気の構造について

  • 地球型惑星木星型惑星の大気組成とその成り立ちについて説明しなさい。
  • 地球大気の組成を答えなさい。
  • 金星と火星の大気組成の特徴をそれぞれ答えなさい。
  • 金星と火星の気温の特徴をそれぞれ説明しなさい。
  • 金星と火星の大気圧の特徴をそれぞれ説明しなさい。
  • 金星・火星の大気と異なり,地球の大気に二酸化炭素が少ない理由を説明しなさい。
  • 他の惑星と比較して地球大気に酸素が多い理由を説明しなさい。
  • 4つの大気層(対流圏・成層圏・中間圏・熱圏)の地上からのおおよその高度を答えなさい。
  • 緯度による対流圏の高度の違いとその理由を説明しなさい。
  • 季節による対流圏の高度の違いとその理由を説明しなさい。
  • 対流圏の平均的な気温減率を答えなさい。
  • 対流圏のエアロゾルの発生源について説明しなさい。
  • 成層圏の鉛直方向におけるオゾンの分布について説明しなさい。
  • 成層圏オゾンの緯度による分布の違いについて説明しなさい。
  • 成層圏オゾンの季節による分布の違いについて説明しなさい。
  • 成層圏オゾンの役割と,対流圏オゾンとの違いについて説明しなさい。
  • 成層圏ではなぜ上層ほど気温が高くなるのか説明しなさい。
  • 南極のオゾンホールが大きくなる季節を答えなさい。またその理由を説明しなさい。
  • 中間圏の高度と気温の変化について説明しなさい。
  • 対流圏から中間圏までの大気組成について説明しなさい。
  • 熱圏の鉛直方向の気温変化について説明しなさい。
  • 熱圏の大気の組成について(重力による分離)説明しなさい。

こうやって自分で問題を作成すると頭の整理にもなりますので,結構おススメです。

 

大気と放射

  • 地球の半径はおよそ何キロか答えなさい。
  • 太陽の半径はおよそ何キロか答えなさい。
  • 地球と太陽の距離はおよそ何キロか答えなさい。
  • 太陽の表面温度を答えなさい。

(上記は覚えておいて損はなさそうです)

 

  • エネルギー(仕事)の単位を答えなさい。
  • 仕事率(1秒間あたりにする仕事)の単位を答えなさい。
  • 太陽の莫大なエネルギーを作りだしている太陽内部で起こる反応について説明しなさい。
  • ステファン・ボルツマンの法則を記述しなさい。
  • ステファン・ボルツマン定数の値とその単位を答えなさい。
  • 太陽定数とは何か答えなさい。
  • 太陽の半径と太陽の表面温度を用いて,太陽から1秒間に放射されるエネルギー量を計算しなさい。
  • 上の計算結果と,太陽と地球の距離を用いて,太陽定数を計算しなさい。
  • 地球表面全体が単位時間当たりに太陽放射から受けるエネルギー量を計算しなさい。
  • ウィーンの変位則を記述しなさい。
  • ウィーンの変位則と太陽の表面温度を用いて,太陽から放射される電磁波のピーク波長を求めなさい。また,そこから太陽光の波長域を考察しなさい。
  • アルベドについて説明しなさい。
  • 地球のアルベドの値を答えなさい。
  • 地球に大気がなかった場合の地球の温度(放射平衡温度)を計算しなさい。
  • 地球に大気があった場合の放射平衡温度を計算しなさい。
  • 地球に大気があった場合となかった場合で放射平衡温度が大きく異なる理由を説明しなさい。
  • 温室効果をもつ気体を5つ答えなさい。
  • レイリー散乱の散乱強度について,波長・粒子直径・角度の点から説明しなさい。
  • 空が青い理由を説明しなさい。
  • ミー散乱と波長との関係性について説明しなさい。
  • 雲が白い理由を説明しなさい。
  • 主虹のアーチの外側は赤色か紫色のどちらでしょうか。副虹ではどうでしょうか。
  • 光が雨粒の中を進むとき,屈折率が大きいのは,波長の長い赤い光と波長の短い紫の光のどちらでしょうか。
  • 波長の屈折率の違いから,主虹のアーチの色の順番を説明しなさい。
  • 同様に,副虹のアーチの色の順番を説明しなさい。

次は「大気の熱力学」について。理想気体の状態方程式や熱力学第一法則といった基本法則の理解度を確認します。

 

大気の熱力学

  • 地球の標準大気圧を答えなさい。
  • 気圧の単位を答えなさい。
  • 圧力の単位を,N,m,s,kgの単位の中から組み合わせて,2通りで表現しなさい。
  • 静力学平衡について説明しなさい。
  • 大気の静力学平衡の式を記述しなさい。
  • 湿度(相対湿度)について説明しなさい。
  • 露点温度について説明しなさい。
  • 理想気体が満たす方程式を記述しなさい。
  • 普遍気体定数の値とその単位を答えなさい。
  • 気体に固有の気体定数の求め方とその単位を答えなさい。
  • 水の分子量を18として,水蒸気の気体定数を求めなさい。
  • 乾燥空気の分子量を計算しなさい。
  • 乾燥空気の気体定数を答えなさい。
  • 同じ温度・同じ圧力の乾燥空気と湿潤空気ではどちらの方が密度が小さいでしょうか。またその理由を述べなさい。
  • 熱力学第一法則について説明しなさい。
  • 空気の断熱冷却の身近な例を挙げなさい。
  • 乾燥断熱減率を答えなさい。
  • 湿潤断熱減率を答えなさい。
  • なぜ湿潤断熱減率の方が乾燥断熱減率よりも値が小さくなるのか説明しなさい。
  • 大気の安定度を3つに分類してそれぞれについて説明しなさい。
  • 温位について説明しなさい。
  • 温位はどういうときに保存されるか答えなさい。
  • 相当温位について説明しなさい。
  • 相当温位はどういうときに保存されるか答えなさい。
  • 混合比について説明しなさい。
  • 混合比はどういうときに保存されるか答えなさい。
  • 逆転層の種類を3つ答えなさい。
  • それぞれの逆転層についてその特徴を,形成される高度,湿潤域について説明しなさい。
  • エマグラムにおいて等飽和混合比線とはどういう意味があるのか答えなさい。
  • ワイオミング大学のHPからいくつかエマグラムをダウンロードして解析してみましょう(Atmospheric Soundings (uwyo.edu))。
  • 対流抑制(CIN)という値は何を表す値か答えなさい。
  • 有効位置エネルギー(CAPE)という値は何を表す値か答えなさい。
  • ショワルター安定指数(SSI)という値は何を表す値か答えなさい。またどのように求めるか説明しなさい。

私は計算するときは何より単位がきちんと合うかどうかで検算しているので,単位を理解することは非常に大切なことだと思っています。

 

降水過程

  • 暖かい雨と冷たい雨について説明しなさい。
  • エアロゾルの効果について説明しなさい。
  • 拡散過程について説明しなさい。
  • 併合過程について説明しなさい。
  • 昇華凝結過程について説明しなさい。
  • 凝集過程について説明しなさい。
  • 雲粒の半径はおよそどのくらいか。
  • 雨粒の半径はおよそどのくらいか。
  • 雲粒と雨粒が落下する際に受ける抵抗の違いを説明しなさい。
  • 雲粒と雨粒の終端速度は,粒子の半径に対してどのような関係があるかそれぞれ答えなさい。
  • 雲粒と雨粒の終端速度はおよそどのくらいか。
  • 降水量はどこでどのように測られるか。

まずは上記の基本的な項目を忘れないようにしないとですね。

以上,私の備忘録でした。

チェックリスト②に続きます。