Weather Learning Diary

日常的な気象予測や天気図理解ができるようになりたい気象勉強中の社会人ブログ

天気予報

【気象学勉強】第98回 数値予報⑥~データ同化の手法:3次元変分法と4次元変分法~

前回は数値予報において,観測値と予測値を統合する「データ同化」について勉強しました。 今回は,データ同化の具体的な手法として,3次元変分法と4次元変分法について学んでいくことにします。なんだか難しそうな言葉ですが,頑張って理解していくことにし…

【気象学勉強】第97回 数値予報⑤~データ同化

未来の気象を予測するためには,大気の状態を地図上の格子点に対応させる必要があります。この格子点ごとに気温や気圧・風などの気象データを割り当てていく処理が解析の基本です。 前回は,観測値を格子点に割り当てることを学びましたが,数値予報では予報…

【気象学勉強】第96回 数値予報④~品質管理と客観解析

前回,数値予報について勉強しました。数値予報とはコンピューターが現在の気象要素を用いて未来の気象の状態を予測することでした。そしてコンピューターへの気象要素の入力には,地図を格子状に区切って気象データの代表値を割り当てる必要があるのです。…

【気象学勉強】第94回 数値予報②~プリミティブ方程式

今回は気象予報の数値計算の基礎になる「プリミティブ方程式(基礎方程式)」について勉強していきます。そしてこのプリミティブ方程式には6つの式があるのです。 式を見ていると非常に専門的で難解な数式が並んでいるので,今回はそれぞれの式の意味につい…

【気象学勉強】第93回 数値予報①〜格子点〜

今回から「数値予報」について細かくみていこうと思います。数値予報というのは,コンピューターを用いて地球大気や海洋・陸地の状態の変化を数値シミュレーションによって予測することで,得られた結果は日々の天気予報へと活用されます。 アナログとデジタ…

【気象学勉強】第92回 天気予報とカオス

ここ最近バタバタしており,ようやく少し落ち着いたので勉強を少しづつ再開していきます。気象の勉強への熱量が少し冷めつつあったので,リハビリがてら数値予報について書き記していくことにします。 だいぶ以前に勉強していた気象の予報の続きになります。…

【天気図】2024年1月の南岸低気圧から学ぶ天気予報の難しさ

2024年1月20から21日にかけて,関東南部の平野部でも積雪の可能性が予報されていました。 結局は雪は降らなかったんですが,SNSでは天気予報が外れてガッカリした声や安堵の声などいろいろな意見で溢れていたようですね。 個人的には,雪に不慣れな都心で雪…

【気象学勉強】第82回 気象の予報のいろいろ②

前回の続きです。 今回は短期予報,中期予報,長期予報について見ていきます。 短期予報 中期予報 長期予報 【まとめ】学習の要点 参考図書・参考URL 短期予報 短期予報とは3時間を超え向こう48時間以内の予報のことをいいます。私たちが日々ニュースやラジ…

【気象学勉強】第81回 気象の予報のいろいろ①

テレビで天気予報が流れると,今日の天気だったり,明日の天気だったり,週間天気などがあることを知ります。 しかしそれらの予報の種類にどういったものがあるのかはちゃんと知っている人は少ないと思います。気象の教科書を読んでいても,五月雨式に予報の…

【気象学勉強】第80回 天気予報の歴史

今回は歴史を勉強します。天気予報ってどのくらいの歴史があるのでしょうか?少し気になったので調べてみました。 観天望気 天気予報の歴史 日本の天気予報 リチャードソンの夢 【まとめ】学習の要点 参考図書・参考URL 観天望気 現代の人々と同じように,古…